北海道に残るただ一つの和風城郭、松前城

松前城について
北海道南端・松前町に位置する「松前城」は、道内で唯一の日本式城郭(五稜郭は洋式)として知られる歴史的スポットです。江戸末期、ロシアに対する北方警備の目的として、江戸幕府が蝦夷地(北海道)を治めていた松前城の築城を命じました。
北方防衛の要として築かれたこの城は、木造ながらも西洋の軍事技術を一部取り入れた堅固な造りで、戊辰戦争(箱館戦争)では実際の戦闘の舞台にもなりました。この戦争は、旧幕府軍VS新政府軍の戦いでした。
旧幕府軍は、蝦夷地に独立政権樹立を目指そうと、榎本武揚を首領とする軍勢は五稜郭を制圧した後、元新撰組の土方歳三が700名ほど率いて松前城を攻撃しました。松前藩兵は防戦に努めたものの、わずか数時間で落城しました。今も石垣には銃弾の痕跡が残されており、歴史の生々しさを感じさせます。
現在の松前城は、本丸御門や石垣など一部が現存し、天守は戦後に再建されたものですが、内部は資料館として一般公開されています。松前藩の歴史や蝦夷地の暮らし、北方防衛の様子などを知ることができます。
また、松前城の周囲は桜の名所としても知られ、春には250種以上、約1万本の桜が咲き誇る「松前公園」となり、多くの観光客で賑わいます。
函館空港からレンタカーで行く場合、海沿いをひたすら真っ直ぐ走ります。眠くなったりするので、運転には十分お気を付けください。

松前藩屋敷
松前藩屋敷は、江戸時代ににしん漁や北前船の交易で栄え、人口1万人を超えた松前藩の町並みを再現した体験型施設です。松前城のすぐ近くにあります。
「松前の五月は江戸にもない」と詠われたほど華やかだった当時の城下町でした。敷地内には問屋・床屋・漁師の家など、全14棟の建物が再現され、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になります。
建物はすべて江戸時代の生活様式に基づいて再現されており、内部には家具や道具も展示。商人や漁師、町人たちが行き交うにぎやかな風景を想像しながら、散策が楽しめます。
松前城の詳細
| 住所 | 北海道松前郡松前町字松城144 |
|---|---|
| 電話番号 | 0139-42-2216(松前城資料館) |
| 開城時間 | 4月10日~12月10日 / 9:00~17:00(入館時間は16:30まで) |
| 料金 | 大人360円、小・中学生240円、幼児無料 |
| 休館日 | 冬季閉館(12月11日~4月9日) |
| 松前城へのアクセス | JR江差線「木古内」駅から函館バス「松前行き」で約1時間29分「松城」下車、徒歩約10分 |
| URL | まつまえの文化財 |
松前城の地図
松前城へ行く!おすすめ情報
松前城を含むオススメ北海道旅行

おすすめの松前ツアー